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松本人志さんのネイタルチャート

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松本人志さんのファイブ・コア・ナンバーズ

松本人志さん     1/3ページ     2024.10.01 UP

 【 メルマガ第61号より(発行:2024.04.01)】

今回読み解く方は、松本人志さんです。

漫才コンビ「ダウンタウン」のボケ担当の松本さん、というよりは、司会者だとか映画監督と表現したほうが最近の活動には近いのかもしれません。
そして、今年始めに勃発した週刊誌による性加害報道。これを受け「裁判で争うため」に、松本さんは芸能活動を休止されました。

真実はさておき、松本さんやダウンタウンという漫才コンビがお笑いの一時代を築き、私たちに素晴らしいエンターテイメントを届けてくれたことは確かです。「夢で逢えたら」や「ガキ使」のオープニングトークなどは、私も見ては楽しんでいました。
こういう才能あふれた方が、公の場から姿を消してしまうのはとても残念なことです。しかしこれも状況を踏まえたら、そうなる流れなのかなとも思います。

そんな松本さんのネイタルチャートを読み解きます。そして数秘術という視点からも、松本さんを「解剖」してみたいと思います。


※生まれた時間が不明なことを踏まえたうえで、各感受点の度数等は考慮して読み解いています。

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松本さんが芸能活動を休止したのは、「世間の雰囲気」だとか「流れ」というのもひとつの理由にあるのかもしれません。またオフィシャルの理由として挙げた「裁判で争うため」というのもあるでしょう。しかし彼のネイタルチャートを読み解くと、もっと大きな理由がその決断の裏側にありました。
「もし本当に、この思いが松本さんのなかにあったのなら、とても切ないなぁ」というのが私の感想です。

その決意とは「週刊誌等による報道で、これまで甚大な被害を受けてきた仲間たちの気持ちを、どうにかして救いたい。また今後、そういうつらい思いをする人が出ないよう、業界の雰囲気だったり慣習といったものを変えたい」というものです。

松本さんのホロスコープには「大切な人を守りたい」という保護精神や、「世の中のために尽くしたい」といった、規模がとても大きい奉仕精神が根付いています。
それは星たちや松本さんが持っている数字が、以下の状態にあるからです。

・冥王星×おとめ座
・水星、火星×てんびん座
・キロン×うお座
・ドラゴンヘッド×かに座
・月×海王星がオポジション
・エレメント「土」が多い
・太陽、金星、天王星、冥王星×月×海王星×キロンがミスティックレクタングル
・おとめ座がオーバーロード
・ライフ・パス・ナンバーが9
・ディスティニー・ナンバーが9

「大切な人を守ること」を使命にしているのは、「ドラゴンヘッドが、かに座にある」というのが決定打になります。

ドラゴンヘッドは今世をかけて取り組むテーマであり、その人の幸福のありかを示します。また、かに座は強い保護精神や高い防御性が特徴。
このふたつが組み合わさることで、「守ること」が松本さんにとって今世における使命であり、そのテーマにどれだけ取り組めたか、さらに成果や効果はどのくらいあったのかが、彼の幸福度を左右することになるでしょう。

ただ、この「守る人」というのが家族だとか仲間といった、ごく近しい人たちに限定されます。というのも、かに座の保護精神が母性本能に由来するものだから。
母親が子供や家族を守りたいという気持ちは裏を返せば、それ以外の人たちに対しては閉鎖的である、とも言えます。

かに座のエレメントは水。水は豊かな感情を表します。また、かに座は集団性を大事にします。よって感情がつながり合った者同士、つまり家族だとか仲間といった小さな、しかし濃度の濃い集まりを何よりも尊重し優先するのが、この星座のモットーなのです。
さらに、かに座のクオリティは活動宮。自分が一番守りたいものを能動的に、時には積極的に守ろうとします。
その願いが叶うなら、仕事だとか収入や地位といったものは簡単に手放してしまうことでしょう。

しかし松本さんには、その対極にある世間だとか社会といった果てしなく広く、大きな世界も救いたいという思いも存在しているようです。
それは、おとめ座とうお座のエネルギーが強く働いているから。

松本さんのホロスコープを見ると、おとめ座に星が4つ集まっています。
ひとつの星座に星が3つ以上ある状態をオーバーロードと呼び、位置する星座の性質が強く発揮されやすいと言われています。

おとめ座の特徴のひとつが奉仕。常に誰かを気遣い、必要であれば救いの手を差し伸べます。しかも、非常に効率よく。おとめ座には生産性の高さも求めるところがあり、そのために必要な分析力も充分備わっているのです。
「かゆい所に手が届く」という慣用句は、まさにおとめ座の代名詞とも言えます。

そして松本さんの場合、届けた手の見返りをまったくと言っていいほど期待しない。むしろその身を捧げられることにこそ、最上の喜びを感じるのではないでしょうか。

おとめ座の真正面に位置する星座が、うお座。両者はオポジションの関係にあることから、うお座にも奉仕の性質が備わっています。
しかしおとめ座と違うのは、うお座には強い自己犠牲の精神があり、高い共感力に満ちているという点です。

うお座は黄道12星座最後の星座。喜怒哀楽、山あり谷あり、様々な経験をしてきたうお座が辿り着いた境地が「すべてを受け入れる」でした。

うお座には、受容という性質もあります。むしろこれが最大の特徴と言っていいでしょう。たとえそれがあまり良くないことだったり、好きではないことでも、とにかく何でもすべてを受け入れます。
おそらく過去、自分も同じように要求した際、拒否された経験があるのかもしれません。そのときの悲しみを覚えているから、逆の立場になったとき、断って相手が傷つくのが悲しく思えるのかもしれません。うお座は、とても慈悲深い星座なのです。


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