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二宮和也さん     2/3ページ     2019.05.01 UP

・エレメントで「水」がない
・エレメントで「風」が一番多い
・太陽、水星×ふたご座
・火星×ふたご座
・天王星、海王星×いて座
・ASCがおとめ座、MCがふたご座
・月、水星の度数
・水星がターム(+2)
・MC付近に水星
・POSが第9ハウス
・水星、キロン×第9ハウス
・木星×第3ハウス
・デーカン(みずがめ座)
・木星、天王星、海王星がオーバーロード(いて座)
・ドラゴンヘッドがふたご座、ドラゴンテイルがいて座
・水星がドミサイル(+5)
・水星がターム(+2)
・逆行する星が多い(5個)
・水星×木星がオポジション
・水星×天王星がオポジション
・火星×海王星がオポジション
・火星×土星がトライン
・水星×キロンがコンジャクション
・月×火星がスクエア

二宮さんは、エレメントのなかで「水」がないんですよね。
「水」は「幻想」とか「想像力」といった世界を表すのですが、これらがゼロということは、そういった現実性とは真逆の性質は持ち合わせていないのではないかと解釈できます。

星のなかでは海王星がそういったキーワードを持ちますが、海王星はいて座にいることでその影響力は表れにくく、また逆行でもあることから、「幻想」とか「現実逃避」といった夢の世界は二宮さんのなかで繰り広げられることは少ないでしょう。

目の前の事実がすべて、なのです。

現実主義的なところは、ほかにも第9ハウスに水星がいることも理由のひとつと言えます。
第9ハウスはカルミネイトでもあります。カルミネイトは星が第9と10ハウスにいる状態を指し、ホロスコープ全体に大きな影響を与えるとされています。水星がカルミネイトの場合、過去や未来よりも現在や、直接的な利害を重視する現実主義者であることを表します。

夢や希望のない、現実だけを信じる考え方は、それはそれで個人の自由ですが、私が二宮さんを「理屈っぽい」と書いたのは、そうした思いをよく口に出し、さらには相手に押し付けようとする傾向があるのではないかと読み解いたからです。
水星×木星、水星×天王星の各オポジションは多弁傾向の性格を表します。特に水星×木星のオポジションは、水星が「風」、木星が「火」でもあり、この組み合わせだとなおさら言い過ぎたり主張し過ぎる傾向が強くなります。

月×火星のスクエアや、火星×海王星のオポジションは、ほどほどという匙加減ができない、やり過ぎの人を作るでしょう。火星はふたご座にいてMC付近にも陣取り、また度数的に勢いが強まる場所にいますので、その象徴である「衝動」だとか「主張」といった部分は表れやすそうです。火星の影響が出やすい年齢域が36~45歳あたりとされていますので、この時期は特にその傾向が顕著になるのではないでしょうか。

ドラゴンヘッドがふたご座、ドラゴンテイルがいて座という組み合わせも、自分の考えを人に押し付けるという「やり過ぎ」の傾向を表します。
具体例を言えば、飲み会で隣になった人や部下に延々と人生観を語る、とか。さらに酔いが回ると相手のダメ出しを始めたりして人を傷つけてしまうといった、重度のやり過ぎを暗示していますので、注意が必要です。

そもそも私がそう読み解かなくても、実は星の並び自体が理屈っぽいと告げていたりもします。デーカンと逆行の星の数です。
デーカンがみずがめ座だということは先に触れましたが、みずがめ座は理論的だけでなく弁も立つという特徴もあるので、自らの考えを相手が言い負かされるまでずっと畳みかけるでしょう。攻撃の星火星の援護があるので、威力は絶大です。

もうひとつが逆行する星の多さです。
二宮さんが生まれたとき、木星、土星、天王星、海王星、そして冥王星の5つの星が逆行しています。逆行する星が多い人は、個性的で理屈っぽいとされているのです。

持って生まれた頭の回転の速さで、理論的に相手を追い詰める。言われた側としては事実であることが多いため、「ぐうの音も出ない」とか「可愛げのない人」と思うかもしれません。


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そうやって論破した人が増えていくということは、周囲との関係もこじれやすい、とも言えるでしょう。実際、二宮さんのネイタルチャートには、人間関係で揉めそうという星並びが数多く見受けられます。

・太陽×月がスクエア(半月)
・太陽×火星がコンジャクション
・月、水星、金星、土星、天王星、冥王星の度数
・天王星×いて座
・エレメントで「水」がない
・エレメントで「火」が二番目に多い
・土星×てんびん座
・海王星×いて座
・チャートの左半分に星が多い
・デーカン(みずがめ座)
・太陽、水星、火星がオーバーロード(ふたご座)

太陽は月と90度の位置にあり、このアスペクトはスクエアと呼ばれます。スクエアは悪運や試練を表す座相で、周りとの衝突が多く、苦労が絶えない人生を暗示します。太陽は火星と重なることで、火星の攻撃的な部分が表に出やすい人生になるでしょう。

ホロスコープの右半分に星が多いと利他的、左半分に多いと自己中心的な人物を表すとされています。
二宮さんは右半分に星が4個、左半分には7個ありますので、気持ちのベクトルは他人よりは自分に向いているのではないでしょうか。

エレメントのなかで「水」は、「幻想」とか「想像力」のほかに「感受性」や「同情」といったキーワードも持ちます。この水がゼロということは、人の心に敏感に反応したり、自分より相手を重視するといった感情がほぼないのではないか、と読むことができます。

口論になったとき、相手の逃げ道を作るという配慮はしないでしょう。これは自分自身が燃えているので、とても周囲にまで気を配る状態にないことが要因と言えそうです。それはエレメントで「火」が二番目に多いことから伺えます。
そして何より二宮さんが人間関係の構築でつまづく理由として挙げたいのが、そのコミュニケーションの取り方が他人との共存をベースにしているのではなく、自らの機知を誇示したいという方向に重きを置いているのではないか、と見て取れる点です。これはふたご座の性質が出やすく、てんびん座の性質が出にくい星回りから読み解きました。


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