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中居正広さん 2/3ページ 2020.10.01 UP
冥王星は「自己中心的で一途な度数」にいます。この度数はクオリティによって行動の特徴が変わってくるのですが、中居さんの冥王星はてんびん座にいてそのクオリティは活動のため、人々の中心人物になりたがるでしょう。
木星は「火星の影響を受ける度数」にいるので、火星の積極性と木星の発展性がコラボし、強い自己主張をする人物や、知らない分野への挑戦もいとわない性格を作り出します。
そしてこれらの星たちが織りなすアスペクトも、似たような意味を表しているのですから不思議です。
木星と冥王星のスクエアは横柄な態度、過剰な押しの強さを表します。
太陽と火星のコンジャクションは猪突猛進型で、これだと決めたことに対して脇目を振ることもなく、一心に突き進むタイプを作り出します。太陽はしし座のルーラー、火星はおひつじ座のルーラーで、このふたつが重なっているのですから、どんなことがあっても前へ進もうとする根性は誰にも負けないものと言えるでしょう。
木星と土星のオポジションは、他人に対して正論を唱えるところを表します。自分が持っている考えがどんなに正しかったとしても、それを聞く相手が固定観念に縛られていたり人の話を聞けないタイプであれば、正論も相手にとっては間違った話になります。大抵の人はそこで対話をあきらめるかと思うのですが、中居さんは「だからさー」と言って、何が何でも自分の意見を押し通そうとします。そういう意味では、中居さんも人の話を聞くことができないタイプと見ることもできます。
以上のように、中居さんの押しの強さは太陽としし座はもちろん、それ以外の要素でもこれだけ多く存在していたのでした。
自分の意見を何が何でも押し通そうとする強引さ、主張をひっこめることは絶対にしない頑固さが仇となり、トラブルに巻き込まれる機会も少なくないのではないかと書きました。そこにはほかにもうひとつ、中居さんのなかに他人に対する配慮がほとんどないのも原因であるように見受けられるのです。
4つあるエレメントのうち一番少ないのが「水」になります。水は同情心や感受性を司り、自分より他人を優先するところを表します。その水に星がほとんどいないのですから、中居さんに相手を心配するとか周囲に気を配るといった感情はほとんどなさそうです。
他人への配慮の性質を持つサインは、おとめ座とうお座になりますが、このふたつは共にインターセプトです。インターセプトとは、ハウスのカスプがひとつもそのサインに入っていない状態を指し、該当するサインの性質に対して苦手意識を持ったり、その能力が発揮されるのに時間がかかるとされています。
おとめ座は奉仕の精神を持ち、常に相手を気遣う性質が特徴です。またうお座にはあわれみや思いやりの気持ちあり、自分が不利を被ってでも他者を助けたいという深い同情性と自己犠牲の精神が存在します。しかしこれらはインターセプトによって表面化する機会がほぼないか、出てきても人生もかなり後半になってからではないかと思われます。
つまり中居さんが記者会見を開いたときのあの気配りは、彼が生まれたときの星並びからするとまずあり得ない行為になるのです。となれば、進行する星たちがネイタルチャートの星たちに何らかの衝撃を与えたと推測するしかありません。
星のなかで感受性を象徴するのは月です。月はいて座にいるのですが、静的惑星の月とプラスのいて座は相性がよくないので、月の影響は表れにくいでしょう。また度数で見ても、月がいるいて座12度はその力が弱いとされるポジションです。
これらのことからも、中居さんには相手の気持ちを察する感受性や相手を受け入れる受容性はかなり低いのではないかと感じ取ることができてしまうのです。
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中居さんは、毎日違うことが起こる変化に富んだ人生を望み、同じことの繰り返しには耐えられない性格だとも書きました。持続性もなく、ガマンもできない。束縛を嫌う自由人であることもその理由です。そしてその生き方を望み、その通りに生きたとすれば、当然の流れとして平穏ではない、波乱に満ちた人生になるということでもあります。
・月、木星、海王星×いて座
・火星×おとめ座
・土星×ふたご座
・天王星、冥王星×てんびん座
・太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、キロンの度数
・土星×天王星がトライン
・月×火星がスクエア
・キロン×月×天王星×水星がカイト
・グループアスペクトが多い（8個）
・ドラゴンヘッドがやぎ座、ドラゴンテイルがかに座
・ドラゴンテイルが第3ハウス
・天王星×第6ハウス
・デーカン（おひつじ座）
・エレメント「火」が一番多い
・クオリティ「柔軟」が一番多い
・クオリティ「活動」が2番目に多い
・クオリティ「不動」が一番少ない
・月がアンギュラー
・木星がドミサイル（+5）
・木星がトリプリシティ（+3）
・おとめ座がインターセプト
・いて座がオーバーロード
いて座には月、木星、海王星と3つ以上星がありオーバーロードとなるため、それらが位置するサインいて座の性質は強調されやすい星回りです。このうち海王星は「星座特有の感覚が強まる度数」にいて、さらに2度29分と非常に若い度数のため、なおさらいて座の性質を強くバックアップするでしょう。星の度数が若いと、位置するサインの特徴は発揮されやすくなるのです。
いて座は自由と冒険がテーマ。知らないことへの挑戦が楽しみで仕方がないし、その挑戦を阻む規則や習慣を何よりも嫌います。既定路線の人生にはまるで縁がない人ですし、自身もそんな生き方は望みません。例えれば、旅行は気ままな一人旅を選びます。パッケージツアーは何にも面白くありません。飛行機やホテルの手配に始まり、言葉の通じない異国のなかで現地の人と関わっていく。当然、予期せぬトラブルは毎度のことになるでしょう。しかし「なんとかなる」という楽観性と忘れっぽさが、その旅をオリジナル色満載の旅にしてくれているのです。トラブル発生で湧き上がるスリルと高揚感が何よりの興奮材料なのです。
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