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眞子内親王　　　　　2/4ページ　　　　　2021.10.01　UP

永遠の中二病を患うみずがめ座とおうし座、それにさそり座は固定宮。固定宮（不動）はクオリティのなかでダントツ多く星が位置しています。（活動3、固定7、柔軟2）
固定宮はまさにその名の通り固定、一貫性、頑固、抵抗などを象徴。クオリティは行動パターンを表すので、眞子さまが取る行動にはこうした頑固さが色濃く現れそうです。

アスペクトも眞子さまの頑固さを物語っていますが、特徴的なものをひとつ挙げるのであれば、固定のグランドクロスが2つもあることです。
グランドクロスは向かい合う星がオポジションで、該当する4つの星がそれぞれスクエアの範囲に入っている状態のグループアスペクト。4つの星は基本的にすべてクオリティが同じになるため、それぞれの名称を頭につけて、「活動のグランドクロス」「固定のグランドクロス」「柔軟のグランドクロス」と呼んだりもします。
眞子さまが生まれたときの月はおうし座、火星はさそり座、キロンはしし座、土星はみずがめ座で、これらのサインはすべて固定宮となります。固定のグランドクロスは強いこだわりを持つ人物を表すとされ、極めて頑固、融通がまったく利かない性質を持ちます。そんなグループアスペクトが2つもあることも、眞子さまの意志の固さを伺わせる一因のひとつです。
（もうひとつのグランドクロスは太陽がてんびん座で、てんびん座は固定宮ではありません。しかしほかの3つが固定宮であり、太陽もてんびん座の29度とさそり座に近い等の理由から、このグランドクロスも固定宮としてカウントしました）

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2つ目の要因である忍耐力や努力を続けられる粘り強さも、意志の固さと同じような理由になります。

・月×おうし座
・水星×さそり座
・木星×おとめ座
・土星×みずがめ座
・土星×第6ハウス
・太陽×火星がコンジャクション
・金星×木星がコンジャクション
・Ｔスクエアが4つ（月×土星×太陽、月×土星×火星、月×キロン×太陽、月×キロン×火星）
・ミニトラインが2つ（木星×火星×天王星、金星×水星×天王星）
・月、金星、火星、土星、天王星、海王星、冥王星、キロンの度数
・ASCがしし座
・MCがおうし座
・火星がトリプリシティ（+3）
・土星がターム（+2）
・土星がドミサイル（+5）
・クオリティで「不動」が一番多い
・さそり座がオーバーロード
・やぎ座×天王星とみずがめ座×土星がミューチャルレセプション

眞子さまはグループアスペクトがとても多い星回りなのですが、そのうちのＴスクエアとミニトラインは、困難に対して耐久力を持ち、発展に向かってひたむきな努力をすることができる人物を表します。
ミニトラインはセクスタイルが2つ連なった状態のアスペクトで、両端の星がトラインになっています。このうち真ん中に挟まれた星の真向かいにもうひとつ星が来ると、カイトというグループアスペクトが新たに生まれます。カイトは、グランドトラインにオポジションが加わった形と見ることができ、グランドトラインが持つ強い力を活かすことができるとされます。つまり、カイトはグランドトラインよりも強力なアスペクトと捉えることができるのです。

★グループアスペクトについては、こちらを参照。

星は常に動いています。ネイタルチャートにトランジットやプログレスの星が重なることで、眞子さまは人生の節々でこのカイトというグループアスペクトと出会い、それを操縦することになります。
強大な力を舵取りするには、日頃から心身ともに準備をしておく必要があります。ミニトラインをネイタルチャートに持つ人は、そうした準備を常日頃から着々と行える性格を持っているとされているのです。

Ｔスクエアはスクエアが2つ連なり、両端の星がオポジションという座相。困難を表すアスペクトで、スクエアが時にオポジションよりも厳しい状況を示すアスペクトであることを踏まえると、その緊張感は半端ないもので、影響力もかなり大きいと言えるでしょう。
ただそうした組み合わせの悪い星たちを扱い続けることで次第にコツをつかみ、思わぬ成果を得る場面が人生を追うごとに増えてきそうです。ネイタルチャートにある座相は、その人に一生ついて回るもの。扱いに慣れが出てくるのも当然です。
こうしたところから、Ｔスクエアをネイタルチャートに持つ人は、異なる性質を上手く掛け合わせることができ、それを活かすことで、襲い来る苦難にも負けない性格を作り出すともされています。

ひたむきな努力を続けられる粘り強さの要因として少し意外だったのがASCのしし座です。しし座は「火」のエレメントですし、常にスポットライトを浴びていないと気が済まない性質からすれば、「地道にコツコツ」という行為は、最も嫌がる作業だと思っていたからです。
そこが私が「まだまだ全然ダメだな」と痛感したところなのですが、常にスポットライトを浴びていたいからこそ、しし座はコツコツ努力も厭（いと）わないのです。そこがしし座のクオリティが、活動や柔軟ではなく固定である最大のポイントなのでしょう。
しし座は、自分を高めるための努力は惜しみません。負けず嫌いな性質も加わるので、一番とか優勝を獲得するまではどんな苦しい作業にも果敢に取り組みます。恐ろしいほどのハードワーカーです。

ASCはその人が生まれたとき、東の地平線の延長線上にあった星座。一日の始まりがその星座からスタートするように、眞子さまの人生もそこからスタートしたのです。
自分を高める努力は惜しまない眞子さまが向かう先は、MCがいるおうし座。おうし座はコツコツ努力をすることに対しては12星座イチ。誰にも負けません。つまりこのASCとMCの組み合わせからも、眞子さまの尋常ではない努力家な性格を伺うことができるのです。

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