★この占い結果は、こちらへ。
広末涼子さん 2/4ページ 2025.04.01 UP
愛に苦しむ人生なのは、キロンや金星またおうし座のせいばかりではありません。
幼少期にご両親の躾が厳しく、特に母親からの愛情をたっぷりもらえなかったのではないか。その反動で、大人になってからあちこちに愛を求めるのではないか。
子供のころに母親に埋めてもらえなかった愛情という名の器を、異性からの愛で埋めようとしているのではないか。
そう読み解いた理由の多くは、月が占めています。
以下が、広末さんの月の状態です。
・太陽星座のルーラー
・若い度数(てんびん座、1度16分)
・自己中心的で一途な度数
・ASC付近にある
・アンギュラー
・クレセントムーン期(3日目)
そもそも月自体が母親を象徴していますので、これらの性質が母親に向けられ、またご自身が母親になったときにその姿勢として、こうしたところが表面化しやすいと言えるでしょう。
広末さんの月は、そのエネルギーが比較的表れやすいと言えそうです。
かに座生まれの広末さんにとって、月はルーラー。生まれたその瞬間から、人生は月と深いつながりを持つことを宿命付けられています。
そしてその度数は、1度16分。大変若い度数です。
星座の始めのころに星が位置している場合、星は星座の性質を純粋に、そして強く打ち出します。それはその星座が抱える葛藤をまだ知らないからであり、前の星座の性質を一刻も早く脱ぎ捨てる必要があるから。
かに座は感情を司ります。広末さんが感情の揺れにいちいち振り回されてしまうのは、こうした事情もあるのでしょう。
星座の始めから1度までは「自己中心的で一途な度数」とも呼ばれますが、このたった2度の範囲というのは、むしろそれだけ自分のことに全集中する必要がある。位置する星座の性質の存在を、強く認識させることがミッションなのでしょう。
その代償は、あまりにも大き過ぎますが。
広末さんは、月がクレセントムーン期のときに生まれています。このとき月は満月を目指して、勢いよく膨らんでいる最中です。
★広末涼子さんのネイタルルネーション図
(拡大画像はこちら)
この膨らみに比例して、月が象徴する無意識になかに有意識が差し込んできます。それは意思であり、様々なことに興味が湧いたり実践したいという欲望が生まれてきます。
このターンのときに生まれた人物は好奇心が旺盛で、面白そうなことに目が留まると、体が勝手に動き出してしまうタイプ。その衝動を抑えることは難しいでしょう。
その分、飽きるのが早いのも特徴的。ひとつのことに長く時間をかけるのは、苦手なのではないでしょうか。
恋愛にしても、ひとりの相手を一生かけて愛し抜くというのは、性質上合わないと思われます。
熱しやすく、冷めやすい。最初はキャンプファイヤーのように燃え上がっていた恋の炎も、程なく焚き火となり、そして消えてしまう。
もし広末さんが「なんでこんなにも恋愛が上手くいかないんだろう」と思うのなら、それはもう月から与えられた運命であるとしか言いようがないほどです。
またこのクレセントムーン期に生まれた人は、感情的になりやすいとも言われています。「さっきまではニコニコ笑っていたのに、なぜ今拗ねている?」みたいなことが普通にありそうです。
感情の起伏は誰にでもありますが、それを態度や言葉として露骨に出してしまうところがあるのかもしません。
それは大人としては、完全にNG。感情の居心地が悪いとき、そして良いときも、喜怒哀楽をストレートに表すのは避けたほうが人間関係は上手くいきます。
こうしたところも、恋する相手や結婚相手が何度も変わってしまう要因になっているのではないでしょうか。
移り気で感情的。そんな性質は、他人より身近な人に強く発揮されるようです。
その理由は広末さんの月が、ASCの近くにあるから。
ASC(アセンダント)は、その人が生まれたときの東の地平線を示しています。そしてこの付近にある星の性質は、身近な人にだけ見せる性格や癖となって表れます。
だからこそ、恋人や配偶者という最も身近な相手に対して、感情の乱れが顕著に出るのでしょう。
そしてもうひとり、広末さんの月の状態を真っ向から受け取り、そしてそのことに危機感を持った人物がいます。
広末さんの母親です。
ASCの近く、月よりも前に土星がいます。この3つの感受点はコンジャクション状態ですので、互いに影響し合っていると言えます。土星には制限だとか抑止といった力があります。そうした枠を設けることで、自身や自身と関係が深い星たちの動きをコントロールします。
月と土星のコンジャクションは閉鎖的な人物を作り出しますが、月を母親、土星を支配者と捉えると、母親によって何かしらの制限や抑圧がかかる人生である、とも解釈することができます。
★この占い結果は、こちらへ。