イクリプス(eclipse)とは「蝕」のことで、日蝕と月蝕があります。さらにそれぞれ皆既蝕と部分蝕があり、年に2回(年によっては3回以上)約14日間を空けて、新月のとき(日蝕)と満月のとき(月蝕)に起こります。
古代では、破滅や悲惨な出来事が起こる前兆だと考えられていました。
占星術ではこの瞬間、内に秘められていたエネルギーが放出され、隠れていたものがすべて表に引き出されるとされています。
ホロスコープの感受点とイクリプスがどんな座相を取っているかなどを見ることで、「隠れていたもの」が何かを探ります。
イクリプスを理解する上で重要なのは、月のノード(ドラゴンポイント)の17度以内で起こる新月もしくは満月は、常に日蝕か月蝕になるという点です。