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イクリスプの読み解き結果と解説
★中居正広さんの2016年のホロスコープ(イクリスプ含)
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★日蝕(2016.3.9)とのアスペクト表
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★月蝕(2016.3.23)とのアスペクト表
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中居正広さん 2020.12.01 UP
【 メルマガ第39号より(発行:2020.08.01)】
このコーナーでは、未来予想で読んだ方のホロスコープにその年のイクリスプがどんな影響を与え、何が表面化されるのかを読み解いてみます。
今回は、中居正広さんの2016年のホロスコープが対象となります。
この年の中居さんは、人生の転換期の始まりに立っていると読み解きました。
健康問題をきっかけにこれまでのキャリアや経験を振り返り、本当にやりたいことに向かって階段を一歩登った段階ではないか、と。
はたして、日蝕や月蝕はその気持ちを後押ししたのかどうか。中居さんの心の奥底に潜んでいた野望を、ここで探ってみようと思います。
※文中の略語は、次の意味になります。
・(ネ)ネイタルチャートの感受点
・(ト)トランジットの感受点
・(プ)プログレスの感受点
※対象とするイクリプスは、この年の誕生日前に起こった下記日蝕および月蝕を採用しました。
・(月蝕)2016年3月9日 うお座 18度
・(日蝕)2016年3月23日 てんびん座 03度
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対象となる日蝕は第11ハウス、月蝕は第6ハウスで起こります。
イクリスプが位置するハウスは、人生のなかで浄化を必要とする領域を表すとされています。つまり、そこは中居さんにとって汚れていたり悪弊だったりします。
第6ハウスは「仕事と健康のハウス」。ここでの仕事は第10ハウスが示すキャリア(経歴・職業)ではなく日ごろのジョブを指します。そのため同僚とかチームワークといった他者との協力関係も表します。
このハウスが意味する事柄が浄化の対象だとするならば、それまでの仕事やその仲間との関係を見直すタイミングであることを、このときの月蝕は中居さんに訴えているのではないでしょうか。これは未来予想で書いた、ルーティン化した毎日から刺激のある日常へのいざないに他ならないとも言えます。
もうひとつのキーワードである健康は、肉体的な意味だけでなく、そこにつながる心や感情の状態、また日ごろ自我をどれだけ表現できているかといったことまで含めた包括的な健康を表します。これは「病は気から」ということわざからもわかるように、体の健康は心の状態と深く関わっているところからきています。
このことから、もしかしたら抱えていたストレスが原因で、何かしら健康に不調を覚えるかもしれません。また日ごろの食生活に意識を向けたり、それがきっかけでダイエットを始めたりするかもしれません。
第11ハウスは「社会的集まりと願望のハウス」。このハウスは、個人が持つ感覚を世界に広げていく段階です。
サークル、会社、地域、国、全世界。そういった集まりと関わることから生まれる効果や得られる利益を示します。このハウスにイクリスプがあるということは、こうした集まりの浄化も必要であると読み解くことができます。
第11ハウスは希望や願望を表すハウスでもあるので、それまでの中居さんの夢は、このハウスの加護もあり、十分叶えることができたでしょう。しかしその心のなかには、すでにその先の展望や理想とする社会像が存在しているのではないでしょうか。
まだ実現できていない夢を形にしたい。そのためにはいま自分が属している集まりから離れなくてはならない。浄化はきれいにするためだけでなく、新たな出発のために必要な完結の作業でもあったのです。
第11ハウスには日蝕時の太陽と月だけでなく、トランジットの海王星とキロンもいます。このようにイクリスプとトランジットする惑星が同じハウスにいる場合、そのハウスにまつわる事柄の浄化行為を行わなければ甚大な危機に見舞われる可能性が高いとされています。
中居さんがジャニーズ事務所からの独立を検討し始めたのはやりたいことをやるためだけでなく、さすがにもう独り立ちしないと危ない段階であるということを、星たちは告げていたのではないでしょうか。
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日蝕は、(ネ)土星とスクエアの関係にあります。
この土星はふたご座にいるのですが、制限や否定といった封じ込めるようなキーワードを持つ土星が、ふたご座の雄弁さやコミュニケーション力を抑えているため、中居さんの発言や人との接し方は一部の人からすると癇に障る部分があるのかもしれません。
そんな「星とサインとの相性」という側面から考えるとあまり良くない状態の土星に、日蝕が90度という角度から更なる試練を与えます。
スクエアは妨害や悪運、そして抑止といった意味を持ちます。この年、中居さんの発言は状況をさらに悪化させてしまうかもしれないし、取った行動は災いとなって返ってくるかもしれません。
実はもしかしたらここで新しいプロジェクトを始めようとしていたり、いままで接することのなかった業界の人たちとコンタクトを取ろうとしていたのかもしれませんが、2016年はあまりその仲を深めるのはやめておいたほうが良さそうです。
今すぐにでも動きたいのはわかります。なぜなら、月蝕が起こるてんびん座のエレメントが「風」のため、その性質である知性やコミュニケーション能力をここで爆発させたいという欲求が見て取れるからです。しかしスクエアはオポジションよりも悪い意味で取られることが多いほど凶的要素が強いアスペクト。下手に逆らわないほうが賢明です。
日蝕は(プ)水星とクインカンクスを取っていますが、これは湧き上がる知性やコミュニケーション力に対する欲求と折り合いをつけるよう告げています。
水星は風のエレメントと同じく、知性やコミュニケーションを司っています。その星に対し150度の位置で日蝕は起こります。
150度、クインカンクスというアスペクトは、調整やすり合わせといった意味を持ちます。このときの日蝕は、中居さんの心の奥に潜んでいた知性やコミュニケーションに対する欲求をそそのかすくせに「まだ外へは出すな」とじらすのです。
機が熟すのは、もう少し先になりそうです。
月蝕は、(プ)ASCともスクエアを組みます。ASCは始まりや出会いを表しますが、せっかくの再出発も月蝕によって阻まれてしまうでしょう。
(プ)ASCはかに座になるのですが、かに座は集団を大事にするサイン。そのため組織や何らかの集まりとの関係に暗雲が立ち込めたり、上下関係のトラブルに巻き込まれるかもしれません。
日蝕は(ネ)ASCや(ト)ASCとセクスタイル、月蝕は(ネ)海王星とセクスタイルを形成しています。
セクスタイルはメジャーアスペクトではあるもののソフトアスペクトのため、スクエアやオポジションよりはその影響力は弱く、同じソフトアスペクトのなかでもトラインよりさらにその力は薄く感じられます。性質はトラインと同じ幸せを意味しますが、セクスタイルはそこに創意工夫や譲り合いが加わります。
海王星は夢の世界を司ることから、思い描いている夢に対して調整が発生したり、ASCが示す人生という物語の始まりに対して、何らかの創意工夫や譲り合いを迫られるかもしれません。
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イクリスプはトランジットのひとつなので当然なのかもしれませんが、その内容は未来予想を後押しするようなものになりますね。
中居さんにとって2016年は独立に向けていよいよ本腰を入れた年らしく、その場の環境や属していた組織から去ることに対してのトラブル、一方で進むことに対しての妨害にも見舞われ、いろいろ心労が絶えない一年になりそうです。
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