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新庄剛志さん（2024年）　　　　　1/2ページ　　　　　2024.10.01　UP

　【 メルマガ第61号より（発行：2024.04.01）】

イクリプスの影響は起こる瞬間を軸に、前後約半年（トータル一年くらい）のあいだ、効果が続くとされます。
その条件下で2024年の運勢を読み解くのに該当するイクリプスは、以下6件になります。これらが新庄さんのネイタル、プログレス、トランジットそれぞれの星たちにどんな作用をもたらすのかを見ていきたいと思います。

【日蝕】
・2023年10月15日　てんびん座　21度　→　効果：2023年5月くらい～2024年4月くらいまで
・2024年4月9日　おひつじ座　19度　→　効果：2023年11月くらい～2024年10月くらいまで
・2024年10月3日　てんびん座　10度　→　効果：2024年5月くらい～2025年4月くらいまで

【月蝕】
・2023年10月29日　おうし座　5度　→　効果：2023年5月くらい～2024年4月くらいまで
・2024年3月25日　てんびん座　5度　→　効果：2023年10月くらい～2024年9月くらいまで
・2024年9月18日　うお座　25度　→　効果：2024年4月くらい～2025年3月くらいまで

上記日程を表にしたものが、こちら　↓
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★新庄剛志さんの2024年のホロスコープ（イクリスプ含）
（拡大画像はこちら）

※文中の略語は、次の意味になります。
・（ネ）ネイタルチャートの感受点
・（ト）トランジットの感受点
・（プ）プログレスの感受点

ネイタルチャートの解説の冒頭で、私はふたつのアスペクトが生み出すエネルギーについて書きました。天王星と水星のスクエア、そして天王星と火星のオポジションについてです。

天王星と水星のスクエアは、オリジナリティをとことん追求する性格を作り出し、天王星と火星のオポジションは「現状を変えたい」「革命を起こしたい」という気持ちが加速するだろう、と。
2024年は新庄さんのこうした性質が、より強さを増して発揮されることになりそうです。

てんびん座21度で起こる日蝕は、新庄さんの（ネ）火星の真正面で展開されます。
どちらも21度。誤差のない、アスペクトとしては一番エネルギーが強いタイミングとなります。よってこのときの日蝕パワーは、（ネ）火星に対してより強烈に、そしてダイレクトに届くことになるでしょう。
となると、その性質が活性化されるのは必然。火星の積極性や自己主張、情熱的な部分が他人にもはっきりわかるくらい表れそうです。

そしてその状態は、おひつじ座19度で起こる日蝕によって、長期間持続されることになるでしょう。
新庄さんの（ネ）火星は、おひつじ座19度で起こる日蝕とコンジャクションになります。約半年前、真正面で見た月と太陽の重なりを、今度は自身のほぼ真下で見ることになります。
結果、イクリプスの影響を2回続けて受けることになるため、この年の新庄さんは火星が示す性質が非常に強く発揮されると思われます。

新庄さんの（ネ）火星は、自身にとって一番居心地のいいおひつじ座にいます。つまりドミサイルの状態であったりすることから、元々そのエネルギーは強く放出されやすくなっています。
2024年の始めから10月くらいまでは、そこへさらにイクリプスのエネルギーが加わるため、非常にアグレッシブになり、考えも強く主張し、どんな困難にも負けない強い意志が、新庄さんを突き動かすことでしょう。

そしてそのエネルギーは、新庄さんのなかに渦巻いていた革命への情熱を、より一層強めることにもなりそうです。
というのは、（ネ）火星は（ネ）天王星とオポジションの位置関係だからです。

オポジションはターゲットを表します。星のエネルギーが、真正面にいる星に向かって一直線に発射されます。ふたつのイクリプスの影響を受けた（ネ）火星は、自身の性質を対向する（ネ）天王星に狙いを定めて打ち放つのです。

パワーアップした（ネ）火星のエネルギーを受け止めた（ネ）天王星は、革命への情熱、現状打破への意欲をさらに高めることでしょう。それまでになかったアイディアを次々と打ち出し、改革の速度を上げていきます。
新庄さんはみずがめ座生まれ、デーカンもみずがめ座ですので、前例のないアイディアや奇抜な案を創り出すことは得意中の得意。これまでもその性質を活かしたプランやアクションで、私たちをたっぷり楽しませてくれましたが、2024年はさらに驚くような企画で、私たちをワクワクさせてくれることでしょう。

もちろん、そのどれもが上手くいくとは限りません。提案したアイディアに反対や反抗する意見もあるでしょう。

てんびん座21度で起こる日蝕は、新庄さんの（ネ）水星とスクエアになります。
水星は思考やコミュニケーション、離反だとか分裂、裏切りといったキーワードを持ちます。またスクエアは悪運や試練であったり、路線変更を強いるアスペクトです。
新庄さんがどれだけいいと思うプランでも渋々方向性を変えなくてはならなかったり、それまで協力的だった人や組織が一転して離れていく可能性もあります。

まして（ネ）水星は、（ネ）天王星や（ネ）火星ともスクエアになっています。生まれ持ったこのTスクエアというグループアスペクトのエネルギーが、この年の日蝕によってさらにパワーアップされる形になるのです。

ただでさえ新しいアイディアというのは受け入れられるのに時間がかかるのに、星たちのこうした状況も加わることで、新庄さんが考え出したアイディアが私たちの目に触れるまでには、かなりの時間や相当の労力が必要になりそうです。

こうした苦労や困難との対峙は、2024年の後半から特に顕著になっていくでしょう。

てんびん座10度で起こる日蝕は、新庄さんの（ネ）キロンとはオポジション、ASCとはクインカンクスになります。
キロンはトラウマを表す星。そしてオポジションは鏡の役割を果たします。（ネ）キロンが位置する星座は、おひつじ座。おひつじ座は強い自我の持ち主。「自分に対して深いキズを持つ」ことを示すキロンに、このときの日蝕が強い光を浴びせることで、そのキズがクローズアップされてしまうようです。

またこの日蝕は、すべての物事の始まりを示すASCと、すり合わせとか調整を強制させるクインカンクスというアスペクトを組むことで、「最初からやり直し」といったスタート地点に戻るしかない状況を新庄さんに与えるかもしれません。

以上のことを一年トータルでまとめると、2024年前半は積極的に動くことが多そうですが、後半時間が進むに従ってその揺り戻しがやって来て、内省する時間が増えていくのではないかと思われます。

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イクリプスや、その影響を受けたネイタルの星たちのエネルギーに、最も振り回されそうなのが（プ）月です。
（プ）月はてんびん座5度で起こる月蝕、てんびん座10度で起こる日蝕とトラインの関係になります。これはイクリプスの影響を3月ごろから10月ごろまで受け続けることを示しています。

トラインは、自分の体内でエネルギーがグルグル回る感じ。そのエネルギーの種類は、感受点が位置する星座のエレメントが教えてくれます。
（プ）月がいるふたご座のエレメントは風。対象となる日蝕や月蝕が起こるてんびん座のエレメントも風。風は軽快な動きと高い知性が特徴です。幾つもの考えが常に頭のなかを高速回転していて、それらが変化したり無限に展開を繰り返しているのです。

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