「あの人の未来予想」読み解き結果解説


堀江貴文さんの2006年を占う     2/3ページ     2022.02.01 UP

仕事、人、趣味など。そのなかから何となく続いていたものとは、ここで別れることになります。寂しく、名残惜しくも感じますが、一方で心のどこかでは「もう、これまでだな」ということは、薄々わかっていたのではないでしょうか。バルサミックムーン期は、直感が冴えるときでもあります。
読み解き結果にも書きましたが、ここで大事なのは去っていくものを追わないこと。仮に捕まえておいたとしても、そう遠くない未来にいずれ別れが訪れる関係なのです。
いらないものはすべてここで捨て、身軽になったほうが賢明な選択と言えます。

(プ)太陽と(ネ)月のトラインは、安らぎを求める月に人生を切り拓こうとする太陽が飛躍の角度に入るため、月の意思は弱くなった結果、それまでの生き方を変えようとする新しい動きが出てくるでしょう。
仕事と家庭、オフィシャルとプライベートのバランスを考え直すタイミングを迎えています。そしておそらく、プライベートを重視する結果を取るはずです。なぜなら、月は個人の土台であり、そこを充実させるために、人は様々な活動をするからです。

過去を見直し、不要なものを置いていく時期とは言え、それらを得て過ごした経験まで置いていくわけではありません。いいことも嫌なことも今の自分の血肉となり、思考の礎となっているのです。そしてその思考は、38歳から始まる第2の人生にとって間違いなく大きな存在となるでしょう。

ちなみに、オーブの関係で対象にはならなかったのですが、堀江さんの(ネ)太陽と(プ)月はコンジャクション、つまり新月状態です。(1°09′a)
新月は物事が始まるタイミング。目標に向かって突き進んでいきます。そこをわずか9分ズレているだけで対象から外れてしまうところが「まだ、その時期ではないよ」という星たちからのメッセージのように思えてなりません。


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過去を清算するにあたり、避けては通れないのが人間関係のいざこざです。特に縁を切りたいのに切れないという戦いは、長引くほど心身を疲労させます。
堀江さんも、そうしたトラブルに巻き込まれることが予見される2006年の星回りなのですが、特徴的なのは、そうした問題が表に出てこないタイプだということです。

・(ト)キロン×第7ハウス
・(ト)海王星×第7ハウス
・(プ)月×さそり座
・プログレスルネーションナンバーが26(ヴェイル)
・(プ)火星×(ネ)月がスクエア
・(プ)水星×さそり座

計画は堀江さんが知らないところで進められ、分かったときにはすでに手遅れ。そんな人々の思惑が秘密裏に行き交うのは、さそり座の性質が強調されるからです。
上に挙げた要因のなかにも名乗り出ていますが、一番はさそり座に星が7つも入っていることが大きな理由と言えるでしょう。

(ネ)太陽と水星、(プ)月と金星と火星と水星、そして(ト)木星の合計7つ。特に(プ)の星は4つも入っているため、この年堀江さんの身にはさそり座の性質が色濃く影を残しそうです。
さそり座はまさに秘密、疑い、謎といった「陰」がキーワード。すべてを隠す閉鎖性に満ちたサインです。その性質が表れやすいということは、すべてにおいて何もかもが閉じられた世界のなかで起こることを物語っています。

もう少し星との相性で見ていくと、(プ)月とさそり座の組み合わせは影の部分と向き合い、より深い境地へと足を踏み入れることを予告します。(プ)水星とは、根回しが頻繁に行われることを表します。
月は潜在意識や感情、水星は知性を象徴しますので、それぞれの特徴がさそり座の陰の部分とコラボ形になるのです。

また、(プ)月のルネーションナンバーが26というのも、非常に興味深いところです。ルネーションナンバーとは、新月の日を0として順番に数字を割り当て、再び新月になるときを30としたものです。
006年、堀江さんはこのルネーションナンバーが26になるのですが、そのルナーシンボル名は「ヴェイル」。ヴェイルとは、いわゆる顔や頭などを覆う布ベールのことで、隠すというところから、水面下で何かが起こるとか、秘密を共有するといった動きがあることを教えてくれているのです。
(ルナーシンボルについては、鏡リュウジ著「ルネーション占星術」を参照ください)

ほかにも(ト)海王星とキロンがいる第7ハウスは、駆け引きとか隠れた敵を表していたりもします。これらのことから、2006年は堀江さんの周りを不穏な空気が漂うことになりそうです。


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騒動の渦中で、バッシングや裏切り、駆け引きといった人間の欲どしい部分に執拗な攻撃を受けた堀江さんは、意外にもそれほどキズついてはおらず、むしろ「次のステージで活かせるネタはないか」と状況を冷静に見る余裕さえあるように思われます。
苦しい状態に置かれてもめげない強いメンタルと、危機的状況下だからこそ得られた寛容な心と柔軟性は、木星より遠い星たちが持つ強大なエネルギーによる加護のおかげです。


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