小倉優子さんの未来予想     2024.12.01 UP

★小倉優子さん、2022年のホロスコープ
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★小倉優子さんのプログレス・ルネーション図(2022年)
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2022年(39歳のとき)を占う

自分らしさを手に入れたい。ずっとそう思ってきた。でも、なかなか手に入れることができなくて苦しんできた。
そんな現状を打破するために、この年は具体的な行動を起こすことになりそうです。
それが大学受験というのは、小倉さんにとっては自然な流れかと思います。

もともと小倉さんは、そういったハイレベルの学問だとか専門的な知識に対して、強い関心を持っていたことでしょう。 そして実際にそれらを手に入れるために、動いてもきたことでしょう。
しかも「手に入れたら、それで終わり」ではなく、さらに深めたり、関連することへの展開も惜しみません。

高度な知識を手に入れる。そこに、長年抱え続けてきた欠乏感に対しての活路を見出そうとします。

その選択は、小倉さん的に正しいと言えるでしょう。「ようやくここに辿り着いた」といったところでしょうか。

しかしそれはまだ、始まりの始まり。スタートラインに着いただけで、スタート自体はこれから。
その準備をここから始めていくでしょうし、なんなら今後5年ほどをかけて、さらに大きな革命を自分で自分に起こしていくことになるでしょう。

革命とは、いままでの自分をガラリと変えること。
心身の変化、習慣の変化、思考の変化、そして人間関係の変化。様々な革命が長いスパンをかけて、少しずつ訪れては流れていきます。

それらすべてが、おそらく順調に進むとは限らないでしょう。まして、大学受験という難関を突破することを決めたわけですから、 苦しいことや辛いこと、歯がゆいことの方が多いはずです。

しかし、襲い来るそれらに対して敢然と立ち向かい、見事勝利を手にするための武器を小倉さんは2つ持っています。

ひとつは、並外れた集中力。 これは持って生まれた能力であり、小倉さんを迷いなく一直線にゴールへと導きます。
もうひとつが、「確固たる自分らしさを手に入れたい」という、強い願望。それは、いつもフワフワと人生をさ迷う魂に「枠を作る」作業でもあります。

小倉さんがいつまで経っても自分らしさを手にできなかったのは、この「枠」がなかったから、なのかもしれません。

自分の気持ちの揺れ、周囲や相手からの要求に、とても流されやすい性質をお持ちのようです。
それは、相手の気持ちに寄り添えるという長所を生み出す反面、 寄り添いすぎて振り回されたり、心が迷子になってしまうという欠点も作り出してしまいます。
「自分と他人との境界線がない状態」なのです。

その線を引く。1本、2本、3本と。線と線はつながり、やがて自分を囲んでいく。
この囲いの中に自分の魂を置くことで、ようやく自分らしさを手にできたと実感することができるでしょう。

しかしその線引き作業は小倉さんにとって、かなりの試練となりそうです。 なぜなら、「人とのつながりを深めることが、いい関係を築ける」と信じていたから。
いい関係とは「互いを尊重し合うこと」であり、深めたり狭めることが仲を持続させるわけではありません。心の距離を近づけ過ぎると、相手のネガティブな面がどうしても見えてきてしまいます。

見えなくなるまで、気にならない位置になるまで心の距離を取ることが、実は他者との付き合いを長く保つ秘訣なのです。
これは、ひときわ感情のつながりを求める小倉さんにとっては、少し寂しい事実なのかもしれません。

その寂しさを受け入れてまでも、この年の小倉さんは枠を作ることを選ぶでしょう。
その決意は日を追うごとに強まりそうです。特に年末あたりでは、その思いはもはや使命とすらなっている感があります。

枠を作ること。自分らしさを手に入れること。そして大学に受かること。
小倉さんにとって大学受験をすることであったり合格することは、高度で専門的な知識をただ手に入れるというだけでなく、「揺るがない自分を確立させる」という、人生をかけた大きな戦いでもあるのです。

この戦いは長期戦です。
途中で挫けそうになったり、弱気になることもあるでしょう。そんな時は、「そもそもの理由」を思い出してみましょう。
自分らしさを持ちたい。枠を手に入れたい。ハイレベルな知識を身につけたい、という。

そして少しでも前に進んだら、自分にご褒美を贈ることを忘れずに。 あらかじめ、そうしたプレゼントを用意しておくのも手です。
「参考書をあと2ページやったら、ハーゲンダッツのアイスを食べるんだ」とか「合格したらハワイに行くんだ」など。

そうやって自分が上手く転がり続けられるような対策を、随所に散りばめておくこと。 そうすれば来たるべき日に見事、合格通知を受け取ることができるでしょう。

ポイントは「負けないようにする」のではなく、「勝ち続けられる環境を作る」こと。

戦いを争いだと捉えたら、おそらく小倉さんは一瞬で負けてしまいます。 勝ちを相手に譲ってしまうような側面があるから。
それよりは、階段をひとつずつ上っていくようなイメージで臨んだほうが、上の階へ無事到着することができそうです。
スムーズに階段を上っていけるような秘策を、所々に仕込んでおくことです。

この階段を上るとき、ひとつ注意してほしいことがあります。それは、完璧を求めないこと。

施す秘策を完璧なものにする。階段の上り方をスマートにする。「コケたり、汗だくでよじ登ることは美しくないから」と、綺麗に上がろうとすることに目的がすり替わってしまいがちなのです。
小倉さんがずっと欠乏感を抱いてきた理由として、この完璧主義的なところも働いているのではないでしょうか。

また本来の目的も、義務感に囚われがちです。「何者かにならなくちゃいけない」「確固とした自分を手に入れなくてはならない」と。
そうした脅迫概念が、心を縛り続けているのかもしれません。

完璧な存在に、人は残念ながらなれません。ミスもするし、どうあがいても無理なものは、身につかないようになっています。
そのことを心の奥から理解し、骨の随まで染み込ませ、感覚レベルで納得させないと、欠乏感からの真の意味での解放はやって来ないのだと思います。

小倉さんが強い集中力の持ち主であることは先述しましたが、 その力でこれまでの人生を切り開いてきたことをもっと認めて、もっと褒めてほしいのです。「自分、ここまでよく頑張ったな」と。
もう、十分過ぎるくらいにやっているのです。

泥まみれでもいい。汗まみれでもいい。息も絶え絶えでいい。 そんな人間の本性と言えるような部分も、自分は持っててもいいんだ。さらけ出してもいいんだと、自分で自分に許可を与えて欲しいのです。
むしろそうした必死さが小倉さんの新たな魅力となって、考え方や人生に彩りを添えてくれるでしょう。

人間臭さを受け入れることが、人生後半を面白くさせるエッセンスになるかもしれません。

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