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マーク・ザッカーバーグさん　　　　　3/3ページ　　　　　2020.10.01　UP

マーク・ザッカーバーグさんは権力を武器に人を支配したいと思うくらいですので、その最高峰に位置する社長や会長といったポジションを得ようと必死で頑張るでしょう。その努力と星の援護もあって夢が現実になる可能性は十分あるのですが、彼が一途に上役を目指すのは、逆に雇われるというスタイルは窮屈で耐えられないから雇う側にまわるしかない、という選択肢のなさも理由のひとつのように思えます。
束縛されるのが嫌だというのもありますし、他人と合わせるのがどうしても苦手というのもあるでしょう。同じことの繰り返し、という毎日にもうんざりします。
もしサラリーマンになるのなら、何でもこなさなくてはならない仕事よりは自分の得意分野を活かした専門職が向くでしょう。気分屋でポジティブな感情とネガティブな感情の入れ代わりが激しいマーク・ザッカーバーグさんですが、「これ！」と決めたことに対しては熱心に取り組みそうです。興味を持ったら短期集中。ものすごい勢いで調べ、膨大な知識を取り入れます。

もちろん、この調査の対象に「自分探し」はあったでしょう。彼の場合それはもう今世でのテーマなので、仮に自分と向き合い答えを見つけたとしても満足せず、さらに奥へと進むでしょう。そこまで来るともう、哲学や宗教、神秘の世界といったひとつ次元の違う話になってきます。
マーク・ザッカーバーグさんにとっての生きる意味は、どうやらそういう「神聖な」ものでなくてはならないようです。
確かにそれも立派な答えのひとつなのでしょうが、一方で生きるってそんな難しく考えることでもなくて、もっと至ってシンプルなものと捉えてもいいのではないでしょうか。
美味しいものを食べる、ぐっすり眠る、映画やテレビを見る、スポーツで汗をかく、大切な人と会う、その人の笑顔に満たされる・・・。これらはなんてことのない毎日の1シーンなのかもしれませんが、実は失ってみていかに大事なものであるかがわかることばかりです。

毎日は単調なことの繰り返しかもしれません。しかしだからこそ、そんな事柄のひとつひとつが大事なのではないでしょうか。

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