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これは、夢や憧れを抱いて都会に出ていった若者が、現実に押しつぶされて故郷に帰ってくる様子に似ています。
きらびやかで華やかな世界。何でも揃っていて、いつでも店は開いている。そしてその数も多い。自分が住む場所では到底あり得ないシチュエーションが、変わり映えしない今の生活を変えてくれるのではないか。そう思い勇んで都会へ向かった若者も、次第に期待と目の前の現実とのギャップに悩み、また自分の限界も感じて、ついに故郷へ戻ることを決めます。
サビアンシンボルを今のようなスタイルに確立したのはマーク・エドモンド・ジョーンズとディーン・ルディアというふたりですが、彼らは上記のたとえで言う故郷や、いて座が最初の挑戦でダメージを受け戻ってきたそれまでのいて座のことを「中国の洗濯物」と表現しました。ヨーロッパ人の彼らにとって当時の中国は「古い生活」や「なじんできたもの」を象徴するものだったのです。
確かに中国は4000年の歴史がありますし、それまで着ていた洗濯物は、自分の体に馴染んでいてしっくりきます。
ふと、高級ブランドの服を着てみようと袖を通してみるが着心地が悪くて、結局いつもの服を着る。吹石さんは「高級ブランドの服は憧れで十分」ということを十分知っている人なのだと思います。
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始め、吹石さんのサビアンシンボルを度数別に見たとき、「全体的に感受点が散らばっているから、バランスが取れてる人だな」という印象を持ちました。そしてサビアンシンボルを読み解いていくうちに受けた印象は、「やたら自分を社会に打ち出す人だな」というものです。
そこでサイン別にサビアンシンボルの位置を表にしてみたのですが、12サインのうち後半6サインに、ほとんどの感受点が位置していたのでした。
★吹石一恵さんのサビアンシンボル
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後半6サインは、社会的な可能性を広げるゾーンで、前半6サインで培った個人の能力を世間に打ち出していきます。そこにほとんどの感受点がいるのですから、そりゃあ社会に自分を打ち出して当然です。
しかしあまりに打ち出しし過ぎて、自己肯定感をなくすという弊害を被ってしまった。それは前半6サインに感受点がほとんどないことからも伺えます。
以上のことはネイタルチャートからも読み取れましたが、サビアンシンボルにも色濃く表れていることが、今回の読み解きから分かりました。
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