★荒川静香さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★荒川静香さんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。


荒川静香さん     6/7ページ     2023.06.01 UP

組織を作り実利を求めたやぎ座は、ひとつ前の23度でその目標を大方達成することができました。そのため続くこの24度では、培った自身の見聞をさらに別の場所で活かしてみたいと考えるようになります。
しかし行きたい場所がわかりません。だけどもう、ここにはいたくない。そんな追い込まれた気持ちの救いを求めて、やぎ座は修道院と言う名の避難所に駆け込むのです。

やぎ座が進みたいのは、次の星座であるみずがめ座になります。でもこの24度が属する第5グループでは、やぎ座の性質を完成させることが目的であり、やぎ座からの卒業はあとに続く第6グループでの仕事になります。24度で持つには早すぎる気持ちを、やぎ座は持ってしまったのです。
その代わり、ほかの星座のときよりも前倒しで位置する星座の性質から離れる作業に取り掛かることとなり、ましてそれを望んでいるのなら、やぎ座からの卒業もそれほど抵抗感なく済むでしょう。みずがめ座への移行、すなわちまったく新しいステージへ入ることに、ためらいも少ないはずです。

最強のメンバーとともに最高の結果を残すことができた。であれば、もうここにいる意味はない。まだ行き先はわからないけれど、とにかく今はチームを解散し、自分はひとり修道院にこもって次の手や行き先を考える。そういうポジティブな別れを、荒川さんは自ら進んで選ぶ人のように思われます。


     ---------------------------------------------------------


海王星がいるいて座26度のサビアンシンボルは「旗手」です。

このサビアンシンボルが示す意味を理解したとき、私はフランスの画家であるドラクロワが描いた名作「民衆を導く自由の女神」が思い浮かびました。

★ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」
(拡大画像はこちら

ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」

この絵はフランス国旗を掲げた女神が民衆を引き連れ、当時の政府(王家)に対して蜂起する様子が描かれています。
貧困にあえぐ国民に対し、贅沢三昧の日々を送る王家一族。そのあまりの不平等さや自由のなさに国民のフラストレーションは頂点に達し、1830年ついにパリで暴動が起こります。
のちに七月革命と呼ばれるこのときの出来事が、ドラクロワが描いた絵のモチーフになったそうですが、フランス国旗を高々と上げ、民衆を導く女神に通じる精神が、荒川さんのなかには宿っているようです。

いて座もこの26度に入ると、いて座の性質は少しずつ薄まり、次の星座であるやぎ座の性質が入り込んでいきます。
基本的にとなり合う星座は相反する性質を持っているのですが、このいて座とやぎ座の混ざり合いは、ほかのどの星座たちよりも抵抗が激しくなります。というのは、エレメントが火であるいて座から地であるやぎ座への移動は、まったく正反対のスタンスを持つ同士のぶつかり合いになるからです。

エレメントが火、クオリティが柔軟であるいて座は、自由と冒険をテーマにあちこち飛び回ります。対してエレメントが地、クオリティが活動であるやぎ座は慎重さや規律を守ることを尊重し、それを他者にも求めます。
何かを強制されるのは、いて座にとって一番嫌なこと。ましてそれが自身の性質を全否定する内容であればなおのことです。
いて座からやぎ座へ移る、この26度も入る第6グループは、まさに革命時の暴動のように激しさが増す5度となります。


<< 前のページへ   次のページへ >>

★荒川静香さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★荒川静香さんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。

SNS

↑ インスタグラム、毎日発信中!

毎朝6時ごろ、その日の星占いを発信しています。

Amazon 欲しいものリスト

いただければ、励みに頑張ります! 何卒よろしくお願いします。<(_ _)>
こちらからどうぞ。