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グループ最初の度数となる26度は革命の始まりの段階で、それまでの流れに対して異を唱えるシーン。やぎ座の性質が入ってきているとは言え、ここではまだ、いて座の性質のほうが優勢です。
あちこち飛び回るなかで得た知識や経験を、いて座はやぎ座にぶつけます。当然、やぎ座の抵抗や反発に遭います。しかしここでいて座はひるまず、むしろ堂々としていて余裕さえ感じられるほどです。そこには知識や経験、そして絶対曲げてはならない信条があるからです。さらにもし自身が持つ機能のどこかひとつが壊れたとしてもバックアップをいくつも用意してあるので、どれだけ状況が変わろうとも柔軟に対応できるのです。
26度の時点では、やぎ座はいて座に勝てないのです。
荒川さんも、もしどうしても譲れない思いがあったら、それをはっきりと宣言することでしょう。「そのやり方は私には合わないと思う」とか「私はこのシステムを採用したい」など。もちろん、周囲からは異論や否定の声を聞く場合もあるでしょう。しかもときには通例を壊すような発言もあったりして、物議を醸し出すかもしれません。
でもそうやって、今まで慣れ親しんできた考え方のなかに一石を投じることに何の躊躇もないでしょうし、むしろそうやって騒ぎが広がることで意見が上がってくるたびに、興奮さえ覚えてしまうかもしれません。
主観ではなく客観的に見てもおかしいものはおかしいと、一番最初に声を上げることができる。まさに民衆の先頭に立って旗を振る役目を、荒川さんは強い決意をもって引き受けることでしょう。
この、いて座26度が持つ「意見をはっきり声にして上げるところ」は、金星が位置するみずがめ座9度のサビアンシンボルにも見ることができます。
そのタイトルは「鷹に変化する旗」です。
ここでの鷹は意志や行動を表し、旗は思想の表明を表しています。
旗にはみずがめ座の性質である自由や独創性、それに改革などが描かれていて、大空の下ではためくその姿に、みずがめ座の譲れない強い意志を感じます。
でも、旗を立てているだけでは何も起きませんし変わりません。そこでこの9度では旗を鷹に変化させるように、自身の思想を現実のものとするために行動を起こすことにしたのです。
みずがめ座やそのルーラーである天王星はロジック的な考え方が特徴であり、また革命や超然といった現時点でここにはないことが将来的にはデフォルトとして存在することをもたらすのが使命の星座だったりします。
つまり、今は反対や否定の憂き目に遭っていても、後々それがスタンダードになっているというパターンは、みずがめ座としては「あるある」なのです。
感情に流されて何かを決めた結果、弊害が出てくることはよくあることですが、みずがめ座にはそれがありません。ゆえに、この度数の人が主張することには一見、非情で情け容赦がないように思えます。しかしトータル的に捉えたとき、それは思いやりがない考え方ではなく非常に合理的で、どんな状況の人にとっても公平な手段だったりするのです。
ちなみに、みずがめ座には公平というキーワードもあります。
荒川さんの主張が受け入れられるには、ものによっては時間がかかるかもしれません。しかし強い信念と論理的にきちんと説明できるだけの判断材料を支えに、最後までその意志を曲げることはなさそうです。
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「クールビューティ」という呼び名が決して伊達ではない、というのが、今回荒川さんのサビアンシンボルを読み解いてみての感想です。
「チェスをする二人の男」「旗手」「修道院に入る女」「鷹に変化する旗」などなど、多くのサビアンシンボルが荒川さんのなかに確固たる強い意志と、苦しい状況も自分なりに楽しみながら超えてしまえるポジティブさが備わっていることを教えてくれました。勝利の女神が彼女に微笑んだのにも頷けます。
しかもどれだけ大きな功績を残しても、それにしがみつくことなくあっさり次のステージへ進んでしまえる潔さもあります。
荒川さんはやぎ座生まれですが、荒川さんのなかにやぎ座特有の支配欲とか権威を振りかざすことに喜びを感じるところが見られないのは、生まれたときの星座を決める太陽の度数がまだ若いことと、対向するかに座の性質を上手く採り入れたこと、そしてほかの星たちがそれぞれの星座および度数で良い影響を受けたことなどが挙げられます。
グループ別に見ても、全部の度数に星が散らばっています。こうしたバランスの良さも、荒川さんがいい運勢の持ち主であることを表しているでしょう。
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