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藤原紀香さん     2/8ページ     2025.02.01 UP

水星が位置する、かに座14度のサビアンシンボルは「北東の大きな暗い空間に向いている、とても年を取った男」です。
ここでの北東とは、「深層心理の果て」を指しています。

かに座がこの「果て」に来るまでの道のりは、葛藤と名付けたいくらい苦悩の連続でした。世の中の常識とされるものたちよりも、自分の「これこそが大事」という思いが果たして確かなものなのかどうか。
11度から始まったこの押し問答の行く末が、ついにここ14度で決着がつくのです。

かに座はコピーするサインです。社会的に権威のあるものだとか常識と呼ばれる考え方に、いつの間にか染まっていたりします。
しかし本当に大事なものとは、第2グループで得た「生きものが持っている本能」なのではないか。住む環境を整えたり、子供というひとりの人間を育てることで得られる経験や知識、それに感情なのではないか、と。

この「仮説」が正しいという確証を、13度までのかに座は持てません。しかし次の14度で「やっぱり、自分の感覚は正しかったんだ」という答えを得ることができます。
ただ、この獲得のしかたが「掴み取る」という派手なものではなく、何もない、まっさらな状態に置かれた末に、ふつふつと湧き上がってくるという静かな、しかしとても力強い過程でやって来るのです。

「北東」には、「大きくて暗い空間」しかありませんでした。仮説が正しかったのか間違っていたのかではなく、何もなかったのです。
それは、どちらかにジャッジが付くと思っていたかに座にとっては想定外。

まさかの結果に、かに座はしばし呆然とします。しかし時が経つにつれ、ある思いに辿り着きます。
「何もないんじゃない。すでにずっと持っていたのに、あまりに近くにあり過ぎたから見えなかっただけなんだ」と。

このふたつ前の12度のサビアンシンボルは「メッセージを持った赤ん坊をあやす、中国人の女」ですが、家族を象徴するかに座にとって、赤ん坊はとても身近な存在です。しかしいつも「そこ」にいるため、ついその貴重さを見失っていたのです。
6度の時点では、卵を産みヒナを育てることの重要さを、身に沁みて実感していたというのに。

「年を取った男」は、そうしたすべてのことを経験してきた、精神的に生きものとして到達する最終段階を表しています。
世の中には、わかりやすい「価値あるもの」が溢れています。お金、権力、豪邸、高級車など。しかしかに座にとって本当に価値のあるものとは、赤ん坊だとか卵だとかヒナ、そして巣といった家族やそれらとのつながりだったのです。

紀香さんも、もしかすると芸能界に入ったころは「有名になりたい」「成功したい」といった野望があったのかもしれません。
しかし様々な経験をし、時を重ねることで、本当に欲しかったものはもっと身近にあった。実はもう、ずっと前から持っていたのにその存在の有難さを忘れていた、といったことがあったかもしれません。

この位置にある水星は、学びの星です。またキーワードとしては、転倒だとか離反といった言葉も並びます。
多くの苦悩や葛藤の末に辿り着いた思いに、生きる意味だとか人生において求めていたものを見つけるのかもしれません。


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14度で、自分にとって最も重要なものは「身近にあるもの」だと再認識したかに座は、次の15度ですぐ目の前にあるそれらを、感謝の思いを込めて存分に味わおうとします。
紀香さんのMCは、この度数に位置しています。「ありあまるほどの食事を楽しんだグループの人々」。これが、かに座15度のサビアンシンボルです。

14度で何もない世界を経験したかに座は、次の15度でモノが溢れ返っている世界へと思いっきり方向を変えます。行きつくところまで行くと今度は逆方向へ進み始めるのは、オーソドックスなパターンのひとつです。

若いころ都会に憧れて出て行ったけれど、歳を取り田舎の静けさに有難みと望郷の念を感じ、数十年の時を経て帰郷する。体力に溢れていた時期は、栄養のことも体のことも考えず、好きなものを好きな時間に好きなだけ食べていたけれど、健康を気にするようになってからは、栄養のバランスをちゃんと考えた食事を摂るようになる。
こうした、一度経験したからこそわかる原体験の貴重さ、価値の高さを、この15度では十分過ぎるくらい味わうのです。

この境地に辿り着くと、人はそれを求めずにはいられません。
故郷にいつごろ帰るのか。どこに住むのか。何をするのか。また体にいい食材とは何か。どのくらいの量を摂ればいいのか。そしてそれらを朝昼晩のどのタイミングで口にすればいいのか。
徹底的に調べるでしょうし、その幾つかは行動にも起こすでしょう。

かに座も15度で、ありあまるほどの食事を楽しみました。しかも、それらをグループの人たちと一緒に。
かに座は、共感による結びつきによって形成される集団性が特徴。自分にとって大切な人たちと食事をする。その、難易度としては一見低い行為が、実はとても貴重なことだと知っているからこそ、かに座はグループで味わう食事を堪能し、充実した時間を送ろうとするのです。

おそらく紀香さんも、こうした日々の何気ない暮らしこそがとても価値あるものだと実感しているのでしょう。
阪神・淡路大震災で知人を亡くしたことがきっかけで芸能活動に人生のすべてをかける覚悟で上京を決意したのも、こうした星回りが関係しているからなのかもしれません。


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