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藤原紀香さん     7/8ページ     2025.02.01 UP

いて座にはとりわけ深く、この精神が根付いています。
対戦相手の姿勢に感動したとき、心からの喝采を送るのです。

このシンボルを持つ人は、試合を思う存分楽しみます。
戦略を練る、戦いに挑む、予想外の苦戦に耐えるときもあるでしょう。そしてもう少しで勝てる、もしくは負けるとなったとき、気持ちのボルテージは最高潮を迎えます。

とても興奮しやすい人物と言えそうです。またその興奮に負けて、思わぬ行動を取ったりもしてしまうでしょう。衝動的な一面もありそうです。
紀香さんのネイタルチャートを読み解いたなかで「思い立ったら即行動。計画性はなさそう」と書いたあたりは、このサビアンシンボルに見て取れます。

紀香さんはこれまで、スポーツキャスターを歴任されています。K-1、オリンピックなど。
いて座はスポーツと親和性が高いのですが、それは彼女が持つこのサビアンシンボルの影響もあるのかもしれません。


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紀香さんは人生の後半に入ると活躍の場が「自分ひとり」から「大勢のなか」へと移り、その行き届いた気配りにより、本来の意味で他人から認められる、と書きました。
そして今、まるでこの読み解きが現実化したかように、紀香さんは梨園の妻として歌舞伎役者である夫を支えています。

何百年と受け継がれてきた歌舞伎の世界を裏から支えるというのは、容易ではないでしょう。しかし多くの人が体験できない大役だからこそ、むしろその身を捧げる覚悟で挑むのではないでしょうか。

紀香さんの火星は、みずがめ座にいます。みずがめ座は、普遍的な存在を目指す星座。
環境や状況に影響を受けず、どんなときでも変わらない自分。それは何にも縛られない自由な存在であり、性別や個性すらも排除しなくては、なることができません。

火星は21度にいます。21度は第5グループの最初の度数ですが、すべての星座においてこの21度は、かなり無理をします。それは各星座が抱えた課題を達成するために、最後のひと押しを試みるから。
みずがめ座の場合では、普遍的な存在になるために、心理的な許容量や肉体的な耐久度を超えてまで働こうとします。

この限界を超えたエネルギーは、大きな目的を達成するためにはとても有用です。まさに、梨園の妻という大役を履行するには非常に役に立ちます。
しかしあまりこの力を過信すると、心身が悲鳴を上げそうですので注意が必要です。

みずがめ座21度のサビアンシンボルは「絶望し、幻滅した女」です。
普遍的な存在を目指すみずがめ座にとって、女という性別は不要なもの。排除しなくてはならなかったものが、この時点でも自分のなかにあった。そのことが、みずがめ座に憤りをもたらします。

しかし肉体がある限り、その特徴から来る個性は持たざるを得ません。みずがめ座が目指す普遍的な存在には、最終的にはなることができないのです。
そのちぐはぐさ、精神と肉体のアンバランスな状態のまま無理をし続けると、自己分裂が起きてしまうのです。

まして位置する星が火星であれば、自身を顧みることなく攻めてしまいがち。火星には積極性や情熱、意志を強く主張するところがあるからです。

結局みずがめ座は考え方を変え、その方向へ進むよう自らを訓練させることで目的へと近づいていきます。
身体的な特徴や個性をなくすことができなかったため、別の手段を選ぶことにしたのです。

心身の悲鳴は気分にムラが起きたり、異様な睡魔に襲われる。また生理不順といった形で表面化しそうです。
大役を果たそうと懸命になることはとても素晴らしいのですが、体調には十分気をつけたほうが良さそうです。


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紀香さんの土星は、木星とオポジションになっています。
このアスペクトは行き過ぎず、かと言って抑え過ぎもしないという、とてもバランスの取れた状態を保てる人物を表しています。

木星は目に見えるもの、認識できているものを受け入れたり加えたりする星。土星という制限がなければ好きなだけ、いつまでも受け入れ膨らみ続けてしまいます。

土星は減らす星。しかも木星よりも遠い範囲を回っているということは、エネルギーとしては土星のほうが強い。
つまり木星の増やす性質を土星が抑えている状態、と捉えることができるのです。

限りのあるなかで、目に見えているものを持っている。ということは、それらにどんな性質が備わっているのか、何の役に立つのかということも承知していることになります。
紀香さんの土星は、それらを組み合わせ展開させる力がありそうです。

土星が位置する、ふたご座1度(サビアン占星術では2度)のサビアンシンボルは「密かに靴下を満たすサンタクロース」です。

クリスマスの夜、サンタクロースはツリーに飾られた靴下にプレゼントを入れてくれます。翌朝、子供たちは贈られたプレゼントに喜びを爆発させます。

ふたご座にとってのプレゼントは、情報です。見るものすべて。聞くことすべてが、ふたご座にとっては宝物。それらが、このひとつ前の度数で靴下のなかに入れられました。
そしてこの2度では靴下のなかからプレゼントを取り出し、それらを組み合わせたりつなげたりして、プレゼントの価値をさらに大きく膨らまそうとするのです。

紀香さんは、いま自分が持っているものを上手く組み合わせ、新しい価値を生み出す能力に優れているでしょう。
「なるほど!」「そういう考え方があったか」と、みんなが驚嘆するアイディアを創り出すことができそうです。


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